公開日:2025/12/17 最終更新日:2025/12/17

JVNVU#94105329
複数のJohnson Controls製品における複数の脆弱性

概要

Johnson Controlsが提供する複数の製品には、複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • PowerG バージョン 53.02およびそれ以前
  • IQHub すべてのバージョン
  • IQPanel 2 すべてのバージョン
  • IQPanel 2+ すべてのバージョン
  • IQPanel 4 バージョン 4.6.1より前

詳細情報

Johnson Controlsが提供する複数の製品には、次の複数の脆弱性が存在します。

  • 重要な情報の平文送信(CWE-319)
    • CVE-2025-61738
  • 暗号化におけるナンスおよび鍵ペアの再利用(CWE-323)
    • CVE-2025-61739
  • 暗号論的強度が不十分なPRNGの使用(CWE-338)
    • CVE-2025-26379
  • 送信元・提供元の確認をしていない(CWE-346)
    • CVE-2025-61740

想定される影響

脆弱性を悪用された場合、次のような影響を受ける可能性があります。

  • ネットワークキーをキャプチャされ、当該製品のネットワーク上の暗号化パケットを読み書きされる(CVE-2025-61738)
  • リプレイ攻撃を行われたり、キャプチャしたパケットを復号されたりする(CVE-2025-61739)
  • 暗号化されたパケットを読み取られたり、挿入されたりする(CVE-2025-26379)
  • 当該デバイスをサービス運用妨害(DoS)状態にされたり、設定を改ざんされたりする(CVE-2025-61740)

対策方法

アップデートする
開発者は、アップデートを提供しています。
詳細は、ICS Advisoryおよび開発者が提供する情報を確認してください。

ベンダ情報

ベンダ リンク
Johnson Controls Product Security Advisories

参考情報

  1. ICS Advisory | ICSA-25-350-02
    Johnson Controls PowerG, IQPanel and IQHub

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

関連文書

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JPCERT REPORT
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