公開日:2024/05/31 最終更新日:2024/05/31
JVNVU#94872523
セイコーソリューションズ製SkyBridge MB-A100/MB-A110およびSkyBridge BASIC MB-A130におけるコマンドインジェクションの脆弱性
セイコーソリューションズ株式会社が提供するSkyBridge MB-A100/MB-A110およびSkyBridge BASIC MB-A130には、コマンドインジェクションの脆弱性が存在します。
- SkyBridge MB-A100/MB-A110 ファームウェア Ver. 4.2.2およびそれ以前のバージョン
- SkyBridge BASIC MB-A130 ファームウェア Ver. 1.5.5およびそれ以前のバージョン
セイコーソリューションズ株式会社が提供するSkyBridge MB-A100/MB-A110およびSkyBridge BASIC MB-A130には、コマンドインジェクション(CWE-77)の脆弱性が存在します。
当該製品において遠隔監視制御機能が有効化されている場合、製品にアクセス可能な第三者によって、任意のコマンドを実行されたり、管理者権限でログインされたりする可能性があります。
アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版へアップデートしてください。
開発者は、本脆弱性を修正した以下のファームウェアをリリースしています。
- SkyBridge MB-A100/MB-A110 Ver. 4.2.3以降
- SkyBridge BASIC MB-A130 Ver. 1.5.7以降
ファームウェアのアップデートが困難である場合は、開発者が推奨する以下の回避策または軽減策を実施してください。
[回避策]
- 遠隔監視制御機能の無効化
- 遠隔監視制御機能における、認証の有効化または暗号化の有効化
- 閉域網回線の利用
ベンダ | リンク |
セイコーソリューションズ株式会社 | SkyBridge MB-A100/110・SkyBridge BASIC MB-A130の脆弱性と対応について |
CVSS v3
CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
基本値:
9.8
分析結果のコメント
WAN側からのアクセスにより侵害される状況を想定しています。
この脆弱性情報は、下記の方がJPCERT/CCに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
報告者: 株式会社ゼロゼロワン 早川 宙也 氏