公開日:2022/09/08 最終更新日:2022/09/08

JVNVU#95224396
AVEVA製AVEVA Edgeにおける複数の脆弱性

概要

AVEVAが提供するAVEVA Edgeには、複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • AVEVA Edge 2020 R2 SP1およびそれ以前のバージョン

詳細情報

AVEVAが提供するAVEVA Edgeには、複数の脆弱性が存在します。

  • 危険な操作に対する不十分な警告 (CWE-357) - CVE-2022-36970
  • ファイル検索パスの制御不備 (CWE-427) - CVE-2022-28686、CVE-2022-28687、CVE-2022-28688
  • 信頼できないデータのデシリアライゼーション (CWE-502) - CVE-2022-28685
  • XML外部エンティティ参照の不適切な制限 (CWE-611) - CVE-2022-36969

想定される影響

脆弱性を悪用された場合、次のような影響を受ける可能性があります。

  • ローカルのユーザによって、スクリプト機能を利用され任意のコードを実行される - CVE-2022-36970
  • ファイルシステムにアクセスできるローカルのユーザによって、悪意のあるDLLをロードされ任意のコードを実行されたり、権限昇格される - CVE-2022-28686、CVE-2022-28687、CVE-2022-28688
  • ローカルの第三者によって、改ざんされたプロジェクトファイルを利用して任意のコード実行される - CVE-2022-28685
  • ローカルのユーザによって、サービス運用妨害(DoS)状態にされたり任意のファイルを窃取される - CVE-2022-36969

対策方法

アップデートする
開発者は、アップデートを提供しています。

ワークアラウンドを実施する
開発者は、アップデートに加え、ワークアラウンドの適用を推奨しています。

詳細は、開発者が提供する情報をご確認ください。

参考情報

  1. ICS Advisory (ICSA-22-249-02)
    AVEVA Edge 2020 R2 SP1 and all prior versions

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE
JVN iPedia