公開日:2025/07/11 最終更新日:2025/07/11

JVNVU#95615009
Advantech製iViewにおける複数の脆弱性

概要

Advantechが提供するiViewには、複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • iView バージョン5.7.05 ビルド7057より前

詳細情報

Advantechが提供するiViewには、次の複数の脆弱性が存在します。

  • クロスサイトスクリプティング(CWE-79)
    • CVE-2025-53397、CVE-2025-53519、CVE-2025-41442
  • SQLインジェクション(CWE-89)
    • CVE-2025-48891、CVE-2025-53475、CVE-2025-52577、CVE-2025-53515
  • ディレクトリトラバーサル(CWE-22)
    • CVE-2025-46704
  • 引数インジェクション(CWE-88)
    • CVE-2025-52459、CVE-2025-53509

想定される影響

脆弱性を悪用された場合、次のような影響を受ける可能性があります。

  • 当該製品を使用しているサイトにアクセスしたユーザーのウェブブラウザ上で任意のスクリプトを実行される(CVE-2025-53397、CVE-2025-53519、CVE-2025-41442)
  • 認証済みのユーザーによって情報を漏えいされたりサービス運用妨害(DoS)状態にされたりする(CVE-2025-48891)
  • 認証済みのユーザーによってサーバー上の任意のファイルの存在を特定される(CVE-2025-46704)
  • nt authority\local serviceアカウントのコンテキストでコードを実行される(CVE-2025-53475、CVE-2025-52577、CVE-2025-53515)
  • 認証済みのユーザーによってデータベースの認証情報を含む機微な情報を取得される(CVE-2025-52459、CVE-2025-53509)

対策方法

アップデートする
開発者は、アップデートを提供しています。
詳細は、開発者が提供する情報を確認してください。

ベンダ情報

ベンダ リンク
Advantech iView - Webserver version

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

関連文書

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