公開日:2022/01/12 最終更新日:2022/01/12

JVNVU#95717248
Sensormatic Electronics社製VideoEdgeにおける不正な構文構造の不適切な処理の脆弱性

概要

Sensormatic Electronics社が提供するVideoEdgeには、不正な構文構造の不適切な処理の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • VideoEdge 5.4.1から5.7.1までのバージョン

詳細情報

Johnson Controls社の子会社であるSensormatic Electronics社が提供するVideoEdgeは、ネットワークビデオ録画のプラットフォームです。VideoEdgeには、不正な構文構造の不適切な処理の脆弱性(CWE-228、CVE-2021-36199)が存在します。

想定される影響

遠隔の第三者によって、サービス運用妨害(DoS)攻撃を受ける可能性があります。

対策方法

パッチを適用する
開発者が提供する情報をもとにパッチを適用してください。

アップグレードする
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップグレードしてください。
開発者は、本脆弱性を修正したバージョン5.9をリリースしています。

ベンダ情報

ベンダ リンク
Johnson Controls JCI-PSA-2021-21

参考情報

  1. ICS Advisory (ICSA-22-011-01)
    Johnson Controls VideoEdge

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:L
基本値: 5.3
攻撃元区分(AV) 物理 (P) ローカル (L) 隣接 (A) ネットワーク (N)
攻撃条件の複雑さ(AC) 高 (H) 低 (L)
必要な特権レベル(PR) 高 (H) 低 (L) 不要 (N)
ユーザ関与レベル(UI) 要 (R) 不要 (N)
スコープ(S) 変更なし (U) 変更あり (C)
機密性への影響(C) なし (N) 低 (L) 高 (H)
完全性への影響(I) なし (N) 低 (L) 高 (H)
可用性への影響(A) なし (N) 低 (L) 高 (H)

謝辞

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
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CVE
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