公開日:2025/01/23 最終更新日:2025/01/23
JVNVU#95772889
OpenSSLにおける秘密鍵のタイミング攻撃に対する問題(OpenSSL Security Advisory [20th January 2025])
OpenSSL Projectより、OpenSSL Security Advisory [20th January 2025]("Timing side-channel in ECDSA signature computation (CVE-2024-13176)")が公開されました。
- OpenSSL 3.4.1より前の3.4系バージョン
- OpenSSL 3.3.3より前の3.3系バージョン
- OpenSSL 3.2.4より前の3.2系バージョン
- OpenSSL 3.1.8より前の3.1系バージョン
- OpenSSL 3.0.16より前の3.0系バージョン
- OpenSSL 1.1.1zbより前の1.1.1系バージョン
- OpenSSL 1.0.2zlより前の1.0.2系バージョン
深刻度-低(Severity:Low)
OpenSSLにおけるECDSA署名計算には、秘密鍵が復元される可能性のあるタイミング攻撃に対する問題(CWE-385、CVE-2024-13176)が報告されています。
ただし、本問題を悪用するには、署名アプリケーションへのローカルアクセスまたは低レイテンシの高速ネットワーク接続が必須となるため、深刻度は低となっています。
秘密鍵を復元される可能性があります。
アップデートする
開発者は本脆弱性を修正した以下バージョンをリリースしました。
- OpenSSL 3.4.1(3.4系ユーザー向け)
- OpenSSL 3.3.3(3.3系ユーザー向け)
- OpenSSL 3.2.4(3.2系ユーザー向け)
- OpenSSL 3.1.8(3.1系ユーザー向け)
- OpenSSL 3.0.16(3.0系ユーザー向け)
- OpenSSL 1.1.1zb(1.1.1系ユーザー向け)
- OpenSSL 1.0.2zl(1.0.2系ユーザー向け)