公開日:2025/04/16 最終更新日:2025/04/16

JVNVU#95774527
National Instruments製LabVIEWにおける境界外書き込みの脆弱性

概要

National Instrumentsが提供するLabVIEWには、境界外書き込みの脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • LabVIEW 2025 Q1 Patch 2より前のバージョン
  • LabVIEW 2024 Q3 Patch 3より前のバージョン
  • LabVIEW 2023 Q3 Patch 6より前のバージョン
  • LabVIEW 2022 Q3 Patch 5より前のバージョン
  • LabVIEW 2021およびそれ以前のバージョン

詳細情報

National Instrumentsが提供するLabVIEWには、次の脆弱性が存在します。

  • 境界外書き込み(CWE-787)
    • CVE-2025-2631、CVE-2025-2632

想定される影響

脆弱性を悪用された場合、次のような影響を受ける可能性があります。

  • 情報が漏えいしたり、任意のコードを実行されたりする

対策方法

パッチを適用する
開発者は、「LabVIEW 2021およびそれ以前のバージョン」以外に対してパッチを提供しています。
開発者によると、「LabVIEW 2021およびそれ以前のバージョン」は、すでにサポートが終了しているとのことです。
詳細は、開発者が提供する情報を確認してください。

ベンダ情報

ベンダ リンク
National Instruments Out of Bounds Write Vulnerabilities in NI LabVIEW

参考情報

  1. ICS Advisory | ICSA-25-105-06
    National Instruments LabVIEW

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE
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