公開日:2022/03/31 最終更新日:2022/04/01

JVNVU#96577897
三菱電機製FA製品における複数の脆弱性

概要

三菱電機株式会社が提供する複数のFA製品には、複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • iQ-Fシリーズ
    • FX5U(C) CPUユニット 全機種 全バージョン
    • FX5UJ CPUユニット 全機種 全バージョン

詳細情報

三菱電機株式会社が提供する複数のFA製品には、次の複数の脆弱性が存在します。

  • パスワードの代わりにパスワードハッシュを使用する認証(CWE-836- CVE-2022-25155
    CVSS v3 CVSS:3.1/AV:N/AC:H/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:H/A:N 基本値: 5.9
  • 脆弱なハッシュアルゴリズムの使用(CWE-328- CVE-2022-25156
    CVSS v3 CVSS:3.1/AV:N/AC:H/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:N/A:N 基本値: 5.9
  • パスワードの代わりにパスワードハッシュを使用する認証(CWE-836- CVE-2022-25157
    CVSS v3 CVSS:3.1/AV:N/AC:H/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:N 基本値: 7.4
  • 重要な情報の平文保存(CWE-312- CVE-2022-25158
    CVSS v3 CVSS:3.1/AV:N/AC:H/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:N 基本値: 7.4
  • キャプチャリプレイによる認証回避(CWE-294- CVE-2022-25159
    CVSS v3 CVSS:3.1/AV:N/AC:H/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:H/A:N 基本値: 5.9
  • 重要な情報の平文保存(CWE-312- CVE-2022-25160
    CVSS v3 CVSS:3.1/AV:N/AC:H/PR:N/UI:N/S:C/C:H/I:N/A:N 基本値: 6.8

想定される影響

遠隔の第三者によってこれら脆弱性を悪用された場合、次のような影響を受ける可能性があります。

  • 当該製品への不正ログイン
  • 当該製品の情報漏えい
  • 当該製品の情報改ざん
詳しくは、開発者が提供する情報をご確認ください。

対策方法

ワークアラウンドを実施する
次の回避策を適用することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。

  • 信頼できないネットワークやホストを経由した通信を行う際には、仮想プライベートネットワーク(VPN)を設置し通信経路を暗号化する
  • ファイアウォールやIPフィルタ機能を使用し、当該製品への接続を最小限に抑え、信頼できるネットワークやホストからのみアクセスできるよう制限する。IPフィルタ機能については、開発者が提供する次のマニュアルを参照する。
    • MELSEC iQ-F FX5ユーザーズマニュアル(Ethernet通信編)の 「12.1 IPフィルタ機能」
詳しくは、開発者が提供する情報をご確認ください。

参考情報

  1. ICS Advisory (ICSA-22-090-04)
    Mitsubishi Electric FA Products

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

この脆弱性情報は、製品利用者への周知を目的に、開発者が JPCERT/CC に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE
JVN iPedia

更新履歴

2022/04/01
[参考情報]にICS Advisoryのリンクを追加しました