公開日:2025/07/16 最終更新日:2025/07/16

JVNVU#96956655
ABB製RMC-100における複数の脆弱性

概要

ABBが提供するRMC-100には、複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • RMC-100 2105457-043から2105457-045までのバージョン
  • RMC-100 LITE 2106229-015から2106229-016までのバージョン

詳細情報

ABBが提供するRMC-100には、次の複数の脆弱性が存在します。

  • ハードコードされた暗号鍵の使用(CWE-321)
    • CVE-2025-6071、CVE-2025-6074
  • スタックベースのバッファオーバーフロー(CWE-121)
    • CVE-2025-6072、CVE-2025-6073

想定される影響

脆弱性を悪用された場合、次のような影響を受ける可能性があります。

  • ソルト情報へアクセスされ、MQTT情報を復号される(CVE-2025-6071)
  • JSON設定を利用して、expiration dateフィールドをオーバーフローさせられる(CVE-2025-6072)
  • ユーザ名、またはパスワードのバッファをオーバーフローさせられる(CVE-2025-6073)
  • RESTインターフェイスの認証を回避され、MQTT設定データへアクセスされる(CVE-2025-6074)

対策方法

ワークアラウンドを実施する
開発者は、ワークアラウンドの適用を推奨しています。
詳細は、開発者が提供する情報を確認してください。

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE
JVN iPedia