公開日:2022/03/30 最終更新日:2022/03/30

JVNVU#97143079
Modbus Tools製Modbus Slaveにスタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Modbus Tools社が提供するModbus Slaveには、スタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • Modbus Slave Version 7.4.2およびそれ以前

詳細情報

Modbus Tools社が提供するModbus Slaveは、PLCプログラミングシミュレーションツールです。Modbus Slaveには、スタックベースのバッファオーバーフロー(CWE-121、CVE-2022-1068)の脆弱性が存在します。

想定される影響

第三者によってレジストリキーとして長い文字列を入力されると、プログラムがクラッシュさせられる可能性があります。

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版にアップデートしてください。
開発者は、本脆弱性を修正した次のバージョンをリリースしています。

  • Modbus Slave Version 7.4.3およびそれ以降

ベンダ情報

ベンダ リンク
Modbus Tools Download

参考情報

  1. ICS Advisory (ICSA-22-088-04)
    Modbus Tools Modbus Slave

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

CVSS v3 CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:N/I:N/A:H
基本値: 5.5
攻撃元区分(AV) 物理 (P) ローカル (L) 隣接 (A) ネットワーク (N)
攻撃条件の複雑さ(AC) 高 (H) 低 (L)
必要な特権レベル(PR) 高 (H) 低 (L) 不要 (N)
ユーザ関与レベル(UI) 要 (R) 不要 (N)
スコープ(S) 変更なし (U) 変更あり (C)
機密性への影響(C) なし (N) 低 (L) 高 (H)
完全性への影響(I) なし (N) 低 (L) 高 (H)
可用性への影響(A) なし (N) 低 (L) 高 (H)

謝辞

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
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CVE
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