公開日:2025/07/25 最終更新日:2025/07/25
JVNVU#97303438
TP-Link製VIGI NVR1104H-4PおよびVIGI NVR2016H-16MPにおけるOSコマンドインジェクションの脆弱性
TP-Link Systems Inc.が提供するVIGI NVR1104H-4PおよびVIGI NVR2016H-16MPには、複数のOSコマンドインジェクションの脆弱性が存在します。
- VIGI NVR1104H-4P 「VIGI NVR1104H-4P(UN)_V1_1.1.5 Build 250518」より前のファームウェア
- VIGI NVR2016H-16MP 「VIGI NVR2016H-16MP(UN)_V2_1.3.1 Build 250407」より前のファームウェア
TP-Link Systems Inc.が提供するVIGI NVR1104H-4PおよびVIGI NVR2016H-16MPには、次の複数の脆弱性が存在します。
- OSコマンドインジェクション(CWE-78)
- CVSS:4.0/AV:A/AC:L/AT:N/PR:H/UI:N/VC:H/VI:H/VA:H/SC:N/SI:N/SA:N 基本値 8.5
- CVSS:3.1/AV:A/AC:L/PR:H/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値 6.8
- CVE-2025-7723
- OSコマンドインジェクション(CWE-78)
- CVSS:4.0/AV:A/AC:L/AT:N/PR:N/UI:N/VC:H/VI:H/VA:H/SC:N/SI:N/SA:N 基本値 8.7
- CVSS:3.1/AV:A/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値 8.8
- CVE-2025-7724
想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。
- 当該機器にログイン可能なユーザにより、任意のOSコマンドを実行される(CVE-2025-7723)
- 攻撃者により、任意のOSコマンドを実行される(CVE-2025-7724)
アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版にアップデートしてください。
この脆弱性情報は、下記の方がJPCERT/CCに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
報告者:株式会社ゼロゼロワン 早川 宙也 氏