公開日:2025/01/29 最終更新日:2025/01/29

JVNVU#97613753
複数のSchneider Electric製品における複数の脆弱性

概要

Schneider Electricが提供する複数の製品には、複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

CVE-2024-10497

  • PowerLogic HDPM6000 バージョン v0.62.7
CVE-2024-10498
  • PowerLogic HDPM6000 バージョン v0.62.7およびそれ以前
CVE-2024-12703
  • RemoteConnect すべてのバージョン
  • SCADAPack x70 Utilities すべてのバージョン

詳細情報

Schneider Electricが提供する複数の製品には、次の複数の脆弱性が存在します。

  • ユーザ識別情報操作による権限チェック回避(CWE-639)
    • CVE-2024-10497
  • メモリバッファ―エラー(CWE-119)
    • CVE-2024-10498
  • 信頼できないデータのデシリアライゼーション(CWE-502)
    • CVE-2024-12703

想定される影響

脆弱性を悪用された場合、次のような影響を受ける可能性があります。

  • 当該製品に細工されたHTTPSリクエストを送信された場合、権限で定義された範囲外の値を変更される(CVE-2024-10497)
  • 当該製品に特定のModbus書き込みパケットを送信された場合、通常の範囲外の設定値を変更され、結果として、無効なデータにされたり、Webインターフェースの機能が失われたりする(CVE-2024-10498)
  • 低権限ユーザーが細工されたプロジェクトファイルを開いた場合、機密性や完全性を侵害されたり、リモートコードを実行されたりする(CVE-2024-12703)

対策方法

CVE-2024-10497、CVE-2024-10498
アップデートする
開発者は、アップデートを提供しています。
ワークアラウンドを実施する
開発者は、アップデートが適用できない場合、ワークアラウンドの適用を推奨しています。

CVE-2024-12703
アップデートする
開発者は、アップデートの提供を予定しています。
ワークアラウンドを実施する
開発者は、アップデートが提供されるまでの軽減策の適用を推奨しています。

詳細は、開発者が提供する情報を確認してください。

参考情報

  1. ICS Advisory | ICSA-25-028-02
    Schneider Electric Power Logic
  2. ICS Advisory | ICSA-25-028-06
    Schneider Electric RemoteConnect and SCADAPack x70 Utilities

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
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CVE
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