公開日:2023/11/10 最終更新日:2023/11/10
JVNVU#98040889
Trend Micro Apex OneおよびTrend Micro Apex One SaaSにおける複数の脆弱性(2023年11月)
トレンドマイクロ株式会社から、Trend Micro Apex OneおよびTrend Micro Apex One SaaS向けのアップデートが公開されました。
- Trend Micro Apex One 2019
- Trend Micro Apex One SaaS
トレンドマイクロ株式会社からTrend Micro Apex OneおよびTrend Micro Apex One SaaS向けのアップデートが公開されました。
想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。詳細についてはトレンドマイクロ株式会社が提供するアドバイザリを参照してください。
- セキュリティエージェントにおけるリンク解釈の問題に起因した権限昇格 - CVE-2023-47192
- セキュリティエージェントにおけるオリジン確認エラーの脆弱性に起因した権限昇格 - CVE-2023-47193、CVE-2023-47194、CVE-2023-47195、CVE-2023-47196、CVE-2023-47197、CVE-2023-47198、CVE-2023-47199
- プラグインマネージャモジュールにおけるオリジン確認エラーの脆弱性に起因した権限昇格 - CVE-2023-47200、CVE-2023-47201
- マネジメントコンソールにおけるローカルファイルインクルードの脆弱性に起因した権限昇格 - CVE-2023-47202
パッチを適用する
開発者が提供する情報をもとにパッチを適用してください。
開発者は本脆弱性の対策として次のパッチをリリースしています。
- Trend Micro Apex One 2019 SP1 CP 12526
ワークアラウンドを実施する
次の回避策を適用することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。
- 当該製品の管理コンソールへのアクセスを、信頼できるネットワークからのみに制限する
この脆弱性情報は、製品利用者への周知を目的に、開発者が JPCERT/CC に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。