公開日:2026/07/31 最終更新日:2026/07/31

JVNVU#98759887
シャープ製および東芝テック製複合機(MFP)における複数の脆弱性

概要

シャープ製および東芝テック製の複合機(MFP)には、複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

影響を受ける製品、モデル番号、バージョンなどの詳細については、各製品開発者が提供する情報をご確認ください。

詳細情報

シャープ株式会社および東芝テック株式会社が提供する複数の複合機(MFP)には、次の複数の脆弱性が存在します。

  • 細工されたURLによってユーザー認証を回避される(CWE-425
    • CVSS:4.0/AV:N/AC:L/AT:N/PR:N/UI:N/VC:L/VI:N/VA:N/SC:N/SI:N/SA:N 基本値 6.9
    • CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:L/I:N/A:N 基本値 5.3
    • CVE-2026-60011
  • キャッシュファイルの不完全なクリーンアップ(CWE-459
    • CVSS:4.0/AV:P/AC:L/AT:N/PR:N/UI:N/VC:L/VI:N/VA:N/SC:N/SI:N/SA:N 基本値 2.4
    • CVSS:3.1/AV:P/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:L/I:N/A:N 基本値 2.4
    • CVE-2026-63545
  • 初期設定ではユーザー認証機能が無効にされている(CWE-1188
    • CVSS:4.0/AV:N/AC:L/AT:N/PR:N/UI:N/VC:L/VI:L/VA:N/SC:N/SI:N/SA:N 基本値 6.9
    • CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:L/I:L/A:N 基本値 6.5
    • CVE-2026-63563
    • 特定の地域向けに提供された製品の初期設定ではユーザー認証機能は無効にされており、アドレスブックの編集操作やドキュメントファイリング関連の機能はユーザー認証なしに使用可能になっています。
    • 日本国内向けの製品は、本脆弱性の影響を受けません。

想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。

  • 閲覧権限のない画像を取得される(CVE-2026-60011)
  • プリント時に当該製品内部にキャッシュされたファイルが削除されないまま残り、別のユーザーにアクセスされる(CVE-2026-63545)
  • 当該製品を初期設定のまま使用している場合、アドレスブックの編集操作やドキュメントファイリング関連の機能などをユーザー認証なしに使用される(CVE-2026-63563)

対策方法

CVE-2026-60011、CVE-2026-63545
アップデートする
各製品開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアをアップデートしてください。

CVE-2026-63563
ワークアラウンドを実施する
各製品開発者が提供する情報をもとに、軽減策を適用してください。

詳しくは、[ベンダ情報]に掲載の各製品開発者が提供する情報を参照してください。

ベンダ情報

ベンダ ステータス ステータス
最終更新日
ベンダの告知ページ
シャープ株式会社 該当製品あり 2026/07/31 シャープ株式会社 の告知ページ
東芝テック株式会社 該当製品あり 2026/07/31 東芝テック株式会社 の告知ページ

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

CVE-2026-60011およびCVE-2026-63563は、以下の方がシャープ株式会社に直接報告しました。
・CVE-2026-60011:Cyber 50 Defense Mohamed Abdelhady 氏
・CVE-2026-63563:John Jackson 氏

CVE-2026-63545は、シャープ株式会社がJPCERT/CCに報告しました。

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2026-60011
CVE-2026-63545
CVE-2026-63563
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