公開日:2020/05/15 最終更新日:2020/05/15

JVNVU#98824176
Opto 22 製 SoftPAC Project に複数の脆弱性

概要

Opto 22 が提供する SoftPAC Project には、複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • SoftPAC Project Version 9.6 およびそれ以前

詳細情報

SoftPAC Project は Opto 22 が提供する産業用ソフトウエアです。Opto 22 が提供する SoftPAC Project には、次の複数の脆弱性が存在します。

  • ファイル名やパス名の外部制御 (CWE-73) - CVE-2020-12042
    CVSS v3 CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:N/I:H/A:N 基本値: 6.5
  • デジタル署名の不適切な検証 (CWE-347) - CVE-2020-12046
    CVSS v3 CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:R/S:U/C:N/I:H/A:N 基本値: 5.7
  • 不適切なアクセス制御 (CWE-284) - CVE-2020-10612
    CVSS v3 CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:H/A:H 基本値: 9.1
  • 制御されていない検索パス (CWE-427) - CVE-2020-10616
    CVSS v3 CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:N/I:H/A:N 基本値: 6.5
  • 不適切な認可 (CWE-285) - CVE-2020-10620
    CVSS v3 CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値: 9.8

想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。
  • SoftPAC ファームウエアアップデートに使用する zip ファイル内で指定されたパスはサニタイズされていないため、ユーザ権限を持つ遠隔の第三者によって、任意のファイルを閲覧、変更される - CVE-2020-12042
  • ファームウエア更新時に、SoftPAC のファームウエアファイルデジタル署名検証されないため、遠隔の第三者によって、正規のファイルを悪意のあるファイルに置き換えられる - CVE-2020-12046
  • SoftPACAgent が通信に利用するポート 22000 は、アクセス制限されていないため、ネットワークへのアクセス権を持つ遠隔の第三者によって、ファームウエア更新、サービス開始や停止、特定のレジストリ値への書き込みなど、SoftPACAgent を制御される - CVE-2020-10612
  • SoftPAC は、インポートされた DLL ファイルのパスを指定しないため、遠隔の第三者によってDLL ファイルを置き換えられ、サービスの起動時に任意のコードを実行される - CVE-2020-10616
  • SoftPAC の通信には資格情報が含まれておらず、適切な権限確認が行われないため、SoftPAC に直接通信可能な遠隔の第三者によって、サービスの停止などをされる - CVE-2020-10620

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
本脆弱性を修正した PAC Project 10.3 がリリースされています。

ベンダ情報

ベンダ リンク
Opto 22 PAC Project Professional
PAC Project Basic

参考情報

  1. ICS Advisory (ICSA-20-135-01)
    Opto 22 SoftPAC Project

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2020-12042
CVE-2020-12046
CVE-2020-10612
CVE-2020-10616
CVE-2020-10620
JVN iPedia

更新履歴

2020/05/15
[想定される影響] の記述を変更しました。