公開日:2025/06/25 最終更新日:2025/06/25

JVNVU#99392330
Kaleris製Navis N4における複数の脆弱性

概要

Kalerisが提供するNavis N4には、複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • Navis N4 4.0より前のバージョン

詳細情報

Kalerisが提供するNavis N4には、次の複数の脆弱性が存在します。

  • 信頼できないデータのデシリアライゼーション(CWE-502)
    • CVE-2025-2566
  • 重要な情報の平文送信(CWE-319)
    • CVE-2025-5087

想定される影響

脆弱性を悪用された場合、次のような影響を受ける可能性があります。

  • 攻撃者によって細工されたリクエストを行われ、サーバー上で任意のコードを実行される(CVE-2025-2566)
  • 攻撃者によって平文の認証情報を含む機微な情報を取得される(CVE-2025-5087)

対策方法

アップデートする
開発者は、アップデートを提供しています。

ワークアラウンドを実施する
開発者は、アップデートが適用できない場合、ワークアラウンドの適用を推奨しています。

開発者は、Kalerisソフトウェアを実行しているすべての顧客に対してセキュリティアドバイザリーを送信したとのことです。
詳細は、開発者(security@kaleris.com)にお問い合わせください。

ベンダ情報

ベンダ リンク
Kaleris Contact

参考情報

  1. ICS Advisory | ICSA-25-175-01
    Kaleris Navis N4 Terminal Operating System

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE
JVN iPedia