公開日:2016/09/27 最終更新日:2016/09/27

JVNVU#99474230
OpenSSL に複数の脆弱性

概要

OpenSSL には、複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • OpenSSL 1.1.0a
  • OpenSSL 1.0.2i

詳細情報

OpenSSL は、次の脆弱性を修正したアップデートをリリースしました。

  • OpenSSL 1.1.0a のメッセージのメモリ割当て処理に解放済みメモリ使用 (use-after-free) - CVE-2016-6309 (重要度:高)
  • OpenSSL 1.0.2i の証明書失効リストの整合性チェックが適切に実装されていなかった問題 - CVE-2016-7052 (重要度:中)

想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、NULL ポインタエクセプションが発生したり、アプリケーションがクラッシュし、任意のコードを実行されたりする可能性があります。

対策方法

アップデートする
本脆弱性を修正した OpenSSL 1.1.0b および 1.0.2j がリリースされています。
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2016-6309
CVE-2016-7052
JVN iPedia