公開日:2024/01/30 最終更新日:2024/02/01

JVNVU#99497477
三菱電機製MELSEC WSシリーズEthernetインタフェースユニットにおけるCapture-replayによる認証回避の脆弱性

概要

三菱電機製MELSEC WSシリーズEthernetインタフェースユニットには、Capture-replayによる認証回避の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • MELSEC WS シリーズ WS0-GETH00200 全てのシリアル番号

詳細情報

三菱電機株式会社が提供するMELSEC WSシリーズEthernetインタフェースユニットには、Capture-replayによる認証回避の脆弱性(CWE-294CVE-2023-6374)が存在します。

想定される影響

遠隔の第三者によってCapture-replay攻撃による認証回避をされ、当該ユニットに不正にログインされる可能性があります。その結果、ユニット内のプログラムやパラメータの閲覧および改ざんをされる可能性があります。

対策方法

ワークアラウンドを実施する
次の軽減策を適用することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。

  • 当該製品の通信を、仮想プライベートネットワーク(VPN)等を使用し暗号化する
  • 当該製品をインターネットに接続する場合には、ファイアウォールや仮想プライベートネットワーク(VPN)等を使用し、不正アクセスを防止する
  • 当該製品をLAN内で使用し、信頼できないネットワークやホストからのアクセスをファイアウォールでブロックする
  • 当該製品および当該製品に接続されたLAN内にあるパソコンやネットワーク機器への物理的なアクセスを制限する
詳しくは、開発者が提供する情報を確認してください。

参考情報

  1. ICS Advisory | ICSA-24-030-03
    Mitsubishi Electric MELSEC WS Series Ethernet Interface Module

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:H/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:H/A:N
基本値: 5.9
攻撃元区分(AV) 物理 (P) ローカル (L) 隣接 (A) ネットワーク (N)
攻撃条件の複雑さ(AC) 高 (H) 低 (L)
必要な特権レベル(PR) 高 (H) 低 (L) 不要 (N)
ユーザ関与レベル(UI) 要 (R) 不要 (N)
スコープ(S) 変更なし (U) 変更あり (C)
機密性への影響(C) なし (N) 低 (L) 高 (H)
完全性への影響(I) なし (N) 低 (L) 高 (H)
可用性への影響(A) なし (N) 低 (L) 高 (H)

謝辞

この脆弱性情報は、製品利用者への周知を目的に、開発者が JPCERT/CC に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE
JVN iPedia

更新履歴

2024/02/01
[参考情報]にICS Advisoryのリンクを追加しました