公開日:2025/01/14 最終更新日:2025/01/14

JVNVU#99653331
ワイズ製STEALTHONE D220/D340/D440における複数の脆弱性

概要

株式会社ワイズが提供するSTEALTHONE D220/D340/D440には、複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

CVE-2025-20016

  • STEALTHONE D220 ファームウェア v6.03.02およびそれ以前のバージョン
  • STEALTHONE D340 ファームウェア v6.03.02およびそれ以前のバージョン
  • STEALTHONE D440 ファームウェア v7.00.10およびそれ以前のバージョン
CVE-2025-20055、CVE-2025-20620
  • STEALTHONE D220 ファームウェア v6.03.02およびそれ以前のバージョン
  • STEALTHONE D340 ファームウェア v6.03.02およびそれ以前のバージョン

詳細情報

株式会社ワイズが提供するネットワークストレージサーバーSTEALTHONE D220/D340/D440には、次の複数の脆弱性が存在します。

  • OSコマンドインジェクション(CWE-78
    • CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:H/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値 7.2
    • CVE-2025-20016
  • OSコマンドインジェクション(CWE-78
    • CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値 9.8
    • CVE-2025-20055
  • SQLインジェクション(CWE-89
    • CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:N/A:N 基本値 7.5
    • CVE-2025-20620

想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。

  • 当該製品のWeb管理画面にログインした管理者ユーザによって、任意のOSコマンドを実行される(CVE-2025-20016)
  • 当該製品にアクセス可能な第三者によって、任意のOSコマンドを実行される(CVE-2025-20055)
  • 当該製品にアクセス可能な第三者によって、Web管理画面の管理者パスワードを窃取される(CVE-2025-20620)

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版へアップデートしてください。

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

これらの脆弱性情報は、下記の方がJPCERT/CCに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
報告者:株式会社ゼロゼロワン 早川 宙也 氏、神野 亮 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2025-20016
CVE-2025-20055
CVE-2025-20620
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