公開日:2024/01/23 最終更新日:2024/01/23
      
        JVNVU#99896362
        ヤマハ製無線LANアクセスポイントに利用可能なデバッグ機能が存在している脆弱性
              
      
      ヤマハ株式会社が提供する無線LANアクセスポイント製品には、利用可能なデバッグ機能が存在しています。
- WLX222 ファームウェア Rev.24.00.03 およびそれ以前
 - WLX413 ファームウェア Rev.22.00.05 およびそれ以前
 - WLX212 ファームウェア Rev.21.00.12 およびそれ以前
 - WLX313 ファームウェア Rev.18.00.12 およびそれ以前
 - WLX202 ファームウェア Rev.16.00.18 およびそれ以前
 
ヤマハ株式会社が提供する無線LANアクセスポイント製品には、デバッグ機能が利用可能なまま残されています(CWE-489)。
特定の操作により、デバッグ機能を有効化することが可能です。
デバッグ機能の使用方法を知っているユーザが管理画面にログインした場合、特定の操作によってデバッグ機能を有効にされ、任意のOSコマンド実行や設定変更などをされる可能性があります。
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開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版へアップデートしてください。
              CVSS v3
              CVSS:3.0/AV:A/AC:L/PR:H/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
              
                
            
            
                  基本値:
                  6.8
                
                
              | 攻撃元区分(AV) | 物理 (P) | ローカル (L) | 隣接 (A) | ネットワーク (N) | 
|---|---|---|---|---|
| 攻撃条件の複雑さ(AC) | 高 (H) | 低 (L) | ||
| 必要な特権レベル(PR) | 高 (H) | 低 (L) | 不要 (N) | |
| ユーザ関与レベル(UI) | 要 (R) | 不要 (N) | ||
| スコープ(S) | 変更なし (U) | 変更あり (C) | ||
| 機密性への影響(C) | なし (N) | 低 (L) | 高 (H) | |
| 完全性への影響(I) | なし (N) | 低 (L) | 高 (H) | |
| 可用性への影響(A) | なし (N) | 低 (L) | 高 (H) | 
                CVSS v2
                AV:A/AC:L/Au:S/C:P/I:P/A:P
                
                  
              
              
                    基本値:
                    5.2
                  
                  
                | 攻撃元区分(AV) | ローカル (L) | 隣接 (A) | ネットワーク (N) | 
|---|---|---|---|
| 攻撃条件の複雑さ(AC) | 高 (H) | 中 (M) | 低 (L) | 
| 攻撃前の認証要否(Au) | 複数 (M) | 単一 (S) | 不要 (N) | 
| 機密性への影響(C) | なし (N) | 部分的 (P) | 全面的 (C) | 
| 完全性への影響(I) | なし (N) | 部分的 (P) | 全面的 (C) | 
| 可用性への影響(A) | なし (N) | 部分的 (P) | 全面的 (C) | 
この脆弱性情報は、下記の方が JPCERT/CC に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 株式会社ゼロゼロワン 早川 宙也 氏
