公開日:2006/05/20 最終更新日:2015/10/21

JVNTA06-139A
Microsoft Word に脆弱性

概要


Microsoft Word にバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム


  • Microsoft Word 2003
    • Microsoft Word XP(2002)

    • 上記以外のバージョン、他の Office 製品も影響を受ける可能性があります。

    詳細情報


    2006/05/20 時点において、修正パッチは提供されていません。
    回避策として、不審な Word ファイルを開かない、拡張子が偽装された Word ファイルにアクセスしないなどが推奨されます。

    2006/05/23 時点において、マイクロソフトからアドバイザリが公開されています。
    回避策として、Word をセーフモードで用いる方法などが紹介されています。回避策や修正パッチのリリース時期などの詳細は、ベンダの提供する情報をご確認ください。

    2006/06/14 時点において、マイクロソフトから修正パッチが提供されています。
    詳しくは、ベンダの提供する情報をご確認ください。

    想定される影響


    遠隔の第三者によって 巧妙に細工された Word ファイルを閲覧することにより、ユーザの権限で任意のコードを実行される可能性があります。

    対策方法

    参考情報

    1. US-CERT Vulnerability Note VU#446012
      Microsoft Word buffer overflow

    JPCERT/CCからの補足情報

    JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

    謝辞

    関連文書

    JPCERT 緊急報告 JPCERT-AT-2006-0006
    JPCERT/CC Alert 2006-05-20, Microsoft Word の脆弱性に関する注意喚起
    JPCERT REPORT
    CERT Advisory Technical Cyber Security Alert TA06-139A
    Microsoft Word Vulnerability
    CPNI Advisory
    TRnotes
    CVE CAN-2006-2492
    VU#446012
    JVN iPedia

    更新履歴

    2015/10/21
    ベンダ情報を更新しました