公開日:2017/11/14 最終更新日:2017/11/14
JVNVU#94371484
Packetbeat におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性
Elastic が提供する Packetbeat には、サービス運用妨害 (DoS) の脆弱性が存在します。
- Packetbeat 5.6.4 より前のバージョン
Elastic が提供する Packetbeat はパケット解析ツールです。Packetbeat の PostgreSQL ハンドラには、パケットの解析処理に問題 (CWE-129) があります。
細工されたパケットを受信することで、サービス運用妨害 (DoS) 攻撃を受ける可能性があります。
アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
ワークアラウンドを実施する
次のワークアラウンドを実施することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。
- PostgreSQL プロトコルの監視を無効化する
ベンダ | リンク |
Elastic | Beats 5.6.4 security update |
Fix missing length check in PgSQL #5457 |
CVSS v3
CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:L
基本値:
5.3
CVSS v2
AV:N/AC:L/Au:N/C:N/I:N/A:P
基本値:
5.0
この脆弱性情報は、下記の方が JPCERT/CC に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 福田鉄平 氏