公開日:2007/01/17 最終更新日:2007/01/17

JVN#13939411
Drupal におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要


オープンソースのコンテンツ管理システムである Drupal には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

なお、本脆弱性は JVN#82240092 で修正されたものとは異なる問題です。

影響を受けるシステム

  • Drupal 4.6.10 およびそれ以前
  • Drupal 4.7.4 およびそれ以前

詳細情報

想定される影響


Drupal にログインしたユーザのブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される可能性があります。また、Cookie 情報に含まれるセッション情報が漏えいした場合、セッション・ハイジャックが行われる可能性があります。

対策方法

参考情報

  1. IPA
    「Drupal」におけるクロスサイト・スクリプティングの脆弱性

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

2007.01.17における脆弱性分析結果

評価尺度 攻撃成立条件 評価値
攻撃経路 インターネット経由からの攻撃が可能
認証レベル 匿名もしくは認証なしで攻撃が可能
攻撃成立に必要なユーザーの関与 設定の変更など、積極的なユーザ動作が必要
攻撃の難易度 専門知識や運がなくとも攻撃可能

各項目の詳しい説明

謝辞

本脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき
下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCがベンダおよびCERT/CCとの調整を行いました。
報告者: 株式会社セキュアスカイ・テクノロジー 福森 大喜 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE
JVN iPedia