公開日:2007/07/11 最終更新日:2007/07/31
JVN#72595280
Flash Player において任意の Referer ヘッダが送信可能な脆弱性
Adobe が提供する Flash Player には、任意の Referer ヘッダが送信可能な脆弱性が存在します。
- lash Player 8.0.34.0 およびそれ以前
詳しくは開発者が提供する情報をご確認下さい。
Adobe が提供する Flash Player は、同社が提供する動画作成ソフトウェア Flash によって作成された Web コンテンツを見るためのプラグインです。
Flash Player には、任意の Referer ヘッダが送信可能な脆弱性が存在します。
フラッシュファイル(swf)が任意の Referer ヘッダを送信できるため、Referer ヘッダをもとにセキュリティ対策を行っている Web アプリケーションにおいて、そのセキュリティ対策が迂回される可能性があります。
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開発者が提供する情報をもとに最新版のプログラムへアップデートしてください。
詳しくは開発者が提供する情報をご確認下さい。
2007.07.11における脆弱性分析結果
評価尺度 | 攻撃成立条件 | 評価値 |
---|---|---|
攻撃経路 | インターネット経由からの攻撃が可能 |
|
認証レベル | 匿名もしくは認証なしで攻撃が可能 |
|
攻撃成立に必要なユーザーの関与 | リンクをクリックしたり、ファイルを閲覧するなどのユーザ動作で攻撃される |
|
攻撃の難易度 | ある程度の専門知識や運 (条件が揃う確率は高い) が必要 |
|
この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC がベンダとの調整を行いました。
報告者:株式会社セキュアスカイ・テクノロジー 福森 大喜 氏
JPCERT 緊急報告 | |
JPCERT REPORT | |
CERT Advisory |
TA07-192A Adobe Flash Player Updates for Multiple Vulnerabilities |
CPNI Advisory | |
TRnotes | |
CVE |
CVE-2007-3457 VU#138457 |
JVN iPedia |
- 2007/07/13
- 参考情報: US-CERT へのリンクを追加しました。
- 2007/07/13
- 参考情報: US-CERT へのリンクを追加しました。
- 2007/07/13
- 関連文書: CERT Advisory へのリンクを追加しました。
- 2007/07/31
- ベンダ情報:アドビの情報を追加しました。