公開日:2005/10/24 最終更新日:2005/10/26

JVN#77105349
XOOPS におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

XOOPS は PHP 言語で実装されたオープンソースのウェブコンテンツ管理システムです。

XOOPS 本体およびフォーラムモジュールには、プライベートメッセージの処理やフォーラム閲覧の処理に関する複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • XOOPS 2.0.12 JP およびそれ以前
  • XOOPS 2.0.13.1 およびそれ以前
  • XOOPS 2.2.3 RC1 およびそれ以前


詳細情報

想定される影響


ユーザがプライベートメッセージやフォーラムを閲覧した際、遠隔の第三者によって登録されたスクリプトを実行させられる可能性があります。

これにより、セッションハイジャックを行われ、ユーザがログイン後の画面を遠隔の第三者に操作されてしまう可能性があります。

対策方法

ベンダ情報

ベンダ ステータス ステータス
最終更新日
ベンダの告知ページ
XOOPS Cube コアチーム 該当製品あり 2005/10/24 XOOPS Cube コアチーム の告知ページ

参考情報

  1. IPA
    「XOOPS」におけるクロスサイト・スクリプティングの脆弱性
  2. LAC SNS Advisory No.85
    XOOPS Multiple Cross-site Scripting Vulnerabilities

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

本脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき
下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCがベンダおよびCERT/CCとの調整を行いました。
報告者: 株式会社ラック 山崎 圭吾 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CAN-2005-2338
JVN iPedia