JVN#84565055
Lotus Domino におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性
IBM が提供する Lotus Domino には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
以下の製品の AIX版、Linux版、Solaris版、Windows版、および z/OS版
- Lotus Domino 6.0.X
- Lotus Domino 6.5.X
- Losus Domino 7.0.X
詳しくはベンダが提供する情報をご確認下さい。
IBM が提供する Lotus Domino は、 同社が提供するグループウェア Lotus Notes のサーバソフトウェアです。
Lotus Domino には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
Lotus Domino サーバにアクセスしているユーザのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される可能性があります。
アップデートする
Lotus Domino 6.5.X および 7.0.X をお使いの場合:
ベンダが提供している情報をもとに最新版のプログラムにアップデートしてください。
対策済み最新バージョン
Lotus Domino 6.5.6 Fix Pack 2 (FP2)
Losus Domino 7.0.2 Fix Pack 2 (FP2)
Lotus Domino 7.0.3
Lotus Domino 8.0
Lotus Domino 6.0.X をお使いの場合:
ベンダから 2007年4月30日をもって Lotus Notes/Domino 6.0.X のサポート終了が告知されています。Lotus Domino 6.5.X より前のバージョンをお使いの場合は、6.5.X 以上へアップグレードすることがベンダより推奨されています。
詳しくはベンダが提供する情報をご確認下さい。
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IPA
「Lotus Domino」におけるクロスサイト・スクリプティングの脆弱性
2007.11.07における脆弱性分析結果
評価尺度 | 攻撃成立条件 | 評価値 |
---|---|---|
攻撃経路 | インターネット経由からの攻撃が可能 |
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認証レベル | 匿名もしくは認証なしで攻撃が可能 |
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攻撃成立に必要なユーザーの関与 | リンクをクリックしたり、ファイルを閲覧するなどのユーザ動作で攻撃される |
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攻撃の難易度 | 専門知識や運がなくとも攻撃可能 |
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この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC がベンダとの調整を行いました。
報告者:株式会社セキュアスカイ・テクノロジー 福森 大喜 氏
- 2007/11/08
- JPCERT/CC による脆弱性分析結果:認証レベルを修正しました。