公開日:2007/12/21 最終更新日:2007/12/21

JVN#89292430
Sun Java System Web Server および Sun Java System Web Proxy Serverにおけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Sun Java System Web Server および Sun Java System Web Proxy Server にはクロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • Sun Java System Web Server 6.1 SP7 およびそれ以前
  • Sun Java System Web Server 7.0
  • Sun Java System Web Proxy Server 3.6 SP 10 およびそれ以前

詳細情報

サン・マイクロシステムズが提供するウェブサーバである Sun Java System Web Server および Sun Java System Web Proxy Server には、アクセスログなどをウェブブラウザ上で閲覧できる機能があります。このログ閲覧機能に、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

想定される影響

ユーザのウェブブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性があります。

対策方法

アップデートする
ベンダが提供する情報をもとに最新版へアップデートしてください。

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

2007.12.21における脆弱性分析結果

評価尺度 攻撃成立条件 評価値
攻撃経路 インターネット経由からの攻撃が可能
認証レベル 匿名もしくは認証なしで攻撃が可能
攻撃成立に必要なユーザーの関与 リンクをクリックしたり、ファイルを閲覧するなどのユーザ動作で攻撃される
攻撃の難易度 専門知識や運がなくとも攻撃可能

各項目の詳しい説明

謝辞

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC がベンダとの調整を行いました。 報告者:株式会社セキュアスカイ・テクノロジー 福森 大喜 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE
JVN iPedia JVNDB-2007-000823