公開日:2007/11/09 最終更新日:2007/11/09

JVN#99453765
UPDIR.NET 製 updir.php におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

UPDIR.NET 製 updir.php の全文検索機能、およびファイルのアップロード機能には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • updir.php バージョン 2.03 およびそれ以前

詳細情報

UPDIR.NET が提供する updir.php は、画像ファイルなどをウェブサーバ上で公開・管理するソフトウェアです。updir.php をサーバに設置することで、ユーザは画像ファイルなどをウェブサーバにアップロードしたり、アップロードしたファイルの公開・管理をすることができます。updir.php の全文検索機能、およびファイルのアップロード機能には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

想定される影響

ユーザのブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性があります。

対策方法

アップデートする
製品開発者は本脆弱性を修正した updir.php バージョン 2.04 をリリースしています。ユーザは開発者が提供している情報をもとに速やかに最新版へアップデートしてください。

ベンダ情報

ベンダ ステータス ステータス
最終更新日
ベンダの告知ページ
UPDIR.NET 該当製品あり 2007/11/09

参考情報

  1. IPA
    UPDIR.NET 製「updir.php」におけるクロスサイト・スクリプティングの脆弱性

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

2007.11.09における脆弱性分析結果

評価尺度 攻撃成立条件 評価値
攻撃経路 インターネット経由からの攻撃が可能
認証レベル 匿名もしくは認証なしで攻撃が可能
攻撃成立に必要なユーザーの関与 リンクをクリックしたり、ファイルを閲覧するなどのユーザ動作で攻撃される
攻撃の難易度 専門知識や運がなくとも攻撃可能

各項目の詳しい説明

謝辞

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE
JVN iPedia