公開日:2014/12/01 最終更新日:2014/12/01

JVN#04895240
SEIL シリーズルータにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

SEIL シリーズルータには、サービス運用妨害 (DoS) の脆弱性が存在します。

なお、本脆弱性は JVN#21907573 とは異なる問題です。

影響を受けるシステム

  • SEIL/x86 Fuji 1.00 から 3.22 まで
  • SEIL/X1 1.00 から 4.62 まで
  • SEIL/X2 1.00 から 4.62 まで
  • SEIL/B1 1.00 から 4.62 まで
  • SEIL/Turbo 1.82 から 2.18 まで
  • SEIL/neu 2FE Plus 1.82 から 2.18 まで

詳細情報

株式会社インターネットイニシアティブが提供する SEIL シリーズルータの PPP アクセスコンセントレータ (PPPAC) 機能およびダイアルアップネットワーク機能には、特定のパケットの処理に起因するサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性 (CWE-119) が存在します。

想定される影響

細工された通信パケットを受信することで、当該製品を再起動させられる可能性があります。

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアをアップデートしてください。

ベンダ情報

ベンダ ステータス ステータス
最終更新日
ベンダの告知ページ
株式会社インターネットイニシアティブ 該当製品あり 2014/12/01 株式会社インターネットイニシアティブ の告知ページ

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

2014.12.01における脆弱性分析結果(CVSS Base Metrics)

CVSSとは

評価尺度 評価値 説明
攻撃元区分(AV) ローカル (L) 隣接 (A) ネットワーク (N) ネットワーク経由でリモートから攻撃可能
攻撃条件の複雑さ(AC) 高 (H) 中 (M) 低 (L) 攻撃成立に必要な条件はない
攻撃前の認証要否(Au) 複数 (M) 単一 (S) 不要 (N) 認証は不要
機密性への影響(C) なし (N) 部分的 (P) 全面的 (C) 情報は漏えいしない
完全性への影響(I) なし (N) 部分的 (P) 全面的 (C) 情報の正確さや完全さは損なわれない
可用性への影響(A) なし (N) 部分的 (P) 全面的 (C) システムの使用が部分的に阻害される

Base Score:5.0

謝辞

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2014-7256
JVN iPedia JVNDB-2014-000136