公開日:2011/08/19 最終更新日:2011/08/19

JVN#06924191
Windows XP におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Windows XP には、サービス運用妨害 (DoS) の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • Windows XP

詳細情報

Windows XP には、コンピュータ間の TCP 通信のパケット処理に問題があり、サービス運用妨害 (DoS) の脆弱性が存在します。

想定される影響

対象とするコンピュータの TCP 通信を知り得る第三者によって、サービス運用妨害 (DoS) 攻撃を受ける可能性があります。

対策方法

ワークアラウンドを実施する
以下の回避策を適用することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。

  • ファイアウォールを使用して影響を受けるポートへのアクセスを制限する
開発者によると、本脆弱性への対策の提供としては回避策のみとのことです。
詳しくは「ベンダ情報」をご確認ください。

ベンダ情報

ベンダ ステータス ステータス
最終更新日
ベンダの告知ページ
マイクロソフト株式会社 該当製品あり 2011/08/19

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

本脆弱性対策情報の JVN 公表は、製品開発者が対応した時点から遅れ 2011/08/19 となりました。
迅速な JVN 公表を目指した 2010年度「情報システム等の脆弱性情報の取扱いに関する研究会」の提言を受け、2011年度より JPCERT/CC は新たな手順に従って製品開発者との調整を進めています。

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: HIRT (Hitachi Incident Response Team)

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE
JVN iPedia JVNDB-2011-000064