公開日:2013/05/31 最終更新日:2013/05/31

JVN#07354844
Safari における情報漏えいの脆弱性

概要

Safari には、情報漏えいの脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • Apple Safari 6.0 より前のバージョン

詳細情報

Safari には、XML ファイルの取扱いに関する情報漏えいの脆弱性が存在します。

想定される影響

細工された XML ファイルをローカルファイルとして開くことで、別のローカルファイルの内容が漏えいする可能性があります。

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに最新版にアップデートしてください。

なお、2013年05月31日現在、Windows 版 Safari 6.0.1 は公開されていません。
Windows 版 Safari のユーザは、使用を停止してください。

ベンダ情報

ベンダ リンク
Apple Safari

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

本脆弱性対策情報の JVN 公表は、製品開発者が対応した時点から遅れ 2013/5/31 となりました。
迅速な JVN 公表を目指した 2010年度「情報システム等の脆弱性情報の取扱いに関する研究会」の提言を受け、2011年度より JPCERT/CC は新たな手順に従って製品開発者との調整を進めています。

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

2013.05.31における脆弱性分析結果

評価尺度 攻撃成立条件 評価値
攻撃経路 インターネット経由からの攻撃が可能
認証レベル 匿名もしくは認証なしで攻撃が可能
攻撃成立に必要なユーザーの関与 リンクをクリックしたり、ファイルを閲覧するなどのユーザ動作で攻撃される
攻撃の難易度 専門知識や運がなくとも攻撃可能

各項目の詳しい説明

謝辞

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 三井物産セキュアディレクション株式会社 諌山 貴由 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE
JVN iPedia JVNDB-2013-000050