公開日:2015/07/09 最終更新日:2015/07/09

JVN#09758120
Cacti におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Cacti には クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • Cacti 0.8.7e およびそれ以前

詳細情報

Cacti はネットワーク機器等から取得したデータをデータベースに蓄積しグラフ化するためのウェブアプリケーションです。Cacti には、graph_view.php のパラメータの処理に起因するクロスサイトスクリプティング (CWE-79) の脆弱性が存在します。

想定される影響

当該製品にログインした状態で細工されたページにアクセスした場合、ユーザのウェブブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性があります。

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。

開発者によると、本脆弱性は 2010年にリリースされた Cacti 0.8.7f で修正されているとのことです。

ベンダ情報

ベンダ リンク
The Cacti Group, Inc. Official Cacti Documentation (2010) # Cross-Site Scripting Fixes

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

本脆弱性対策情報の JVN 公表は、製品開発者が対応した時点から遅れ 2015/07/09 となりました。
迅速な JVN 公表を目指した 2010年度「情報システム等の脆弱性情報の取扱いに関する研究会」の提言を受け、2011年度より JPCERT/CC は新たな手順に従って製品開発者との調整を進めています。

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

2015.07.09における脆弱性分析結果(CVSS Base Metrics)

CVSSとは

評価尺度 評価値 説明
攻撃元区分(AV) ローカル (L) 隣接 (A) ネットワーク (N) ネットワーク経由でリモートから攻撃可能
攻撃条件の複雑さ(AC) 高 (H) 中 (M) 低 (L) 攻撃成立に複雑な条件が必要
攻撃前の認証要否(Au) 複数 (M) 単一 (S) 不要 (N) 認証は不要
機密性への影響(C) なし (N) 部分的 (P) 全面的 (C) 情報は漏えいしない
完全性への影響(I) なし (N) 部分的 (P) 全面的 (C) 情報の正確さや完全さが部分的に損なわれる
可用性への影響(A) なし (N) 部分的 (P) 全面的 (C) システムの使用は阻害されない

Base Score:2.6

謝辞

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 三井物産セキュアディレクション株式会社 望月 岳 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2009-4032
JVN iPedia JVNDB-2009-003901