公開日:2022/02/18 最終更新日:2022/02/18

JVN#14706307
a-blog cms における複数の脆弱性

概要

a-blog cms には、複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

CVE-2022-24374、CVE-2022-23916、CVE-2022-23810

  • a-blog cms Ver.2.8.75 より前のバージョン (Ver.2.8.x系)
  • a-blog cms Ver.2.9.40 より前のバージョン (Ver.2.9.x系)
  • a-blog cms Ver.2.10.44 より前のバージョン (Ver.2.10.x系)
  • a-blog cms Ver.2.11.42 より前のバージョン (Ver.2.11.x系)
  • a-blog cms Ver.3.0.1 より前のバージョン (Ver.3.0.x系)
CVE-2022-21142
  • a-blog cms Ver.2.8.74 より前のバージョン (Ver.2.8.x系)
  • a-blog cms Ver.2.9.39 より前のバージョン (Ver.2.9.x系)
  • a-blog cms Ver.2.10.43 より前のバージョン (Ver.2.10.x系)
  • a-blog cms Ver.2.11.41 より前のバージョン (Ver.2.11.x系)

詳細情報

有限会社アップルップルが提供する a-blog cms には、次の複数の脆弱性が存在します。

  • クロスサイトスクリプティング (CWE-79) - CVE-2022-24374
    CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:L/UI:R/S:C/C:L/I:L/A:N 基本値: 5.4
    CVSS v2 AV:N/AC:M/Au:S/C:N/I:P/A:N 基本値: 3.5
  • クロスサイトスクリプティング (CWE-79) - CVE-2022-23916
    CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:L/UI:R/S:C/C:L/I:L/A:N 基本値: 5.4
    CVSS v2 AV:N/AC:M/Au:S/C:N/I:P/A:N 基本値: 3.5
  • テンプレートインジェクション (CWE-1336) - CVE-2022-23810
    CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:C/C:L/I:N/A:N 基本値: 5.0
    CVSS v2 AV:N/AC:L/Au:S/C:P/I:N/A:N 基本値: 4.0
  • 認証回避 (CWE-291) - CVE-2022-21142
    CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:H/PR:N/UI:N/S:U/C:L/I:L/A:L 基本値: 5.6
    CVSS v2 AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P 基本値: 6.8

想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。

  • 当該製品にログインした状態のユーザのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される - CVE-2022-24374
  • 当該製品の管理者のウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される - CVE-2022-23916
  • 遠隔のユーザによって、サーバ上の任意のファイルを窃取される - CVE-2022-23810
  • 遠隔の第三者によって、特定の条件下において認証を回避される - CVE-2022-21142

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。

ベンダ情報

ベンダ ステータス ステータス
最終更新日
ベンダの告知ページ
有限会社 アップルップル 該当製品あり 2022/02/18 有限会社 アップルップル の告知ページ

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

CVE-2022-24374
この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 株式会社セキュアスカイ・テクノロジー 岩間 湧 氏

CVE-2022-23916
この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 株式会社ラック 山根将司 氏

CVE-2022-23810、CVE-2022-21142
この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 株式会社STNet 森山響 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2022-24374
CVE-2022-23916
CVE-2022-23810
CVE-2022-21142
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