公開日:2011/03/04 最終更新日:2011/03/28

JVN#16308183
IBM DB2 におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

IBM DB2 には、サービス運用妨害 (DoS) の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • DB2 for Linux, UNIX, and Windows Version 9.7 FP0 から FP3a
  • DB2 for Linux, UNIX, and Windows Version 9.5 FP0 から FP7
  • DB2 for Linux, UNIX, and Windows Version 9.1 FP0 から FP10

詳細情報

IBM DB2 には、Java Runtime Environment (JRE) の問題に起因するサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性が存在します。

想定される影響

ストアード・プロシージャーの作成および実行特権を持つユーザにより、サービス運用妨害 (DoS) 攻撃を受ける可能性があります。

対策方法

パッチを適用する
開発者が提供する情報をもとに各バージョンに対応したパッチを適用してください。

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

2011.03.04における脆弱性分析結果

評価尺度 攻撃成立条件 評価値
攻撃経路 インターネット経由からの攻撃が可能
認証レベル 特権レベルの権限でログインすることが必要
攻撃成立に必要なユーザーの関与 ユーザが何もしなくても脆弱性が攻撃される可能性がある
攻撃の難易度 ある程度の専門知識や運 (条件が揃う確率は高い) が必要
  • 中 - 高

各項目の詳しい説明

分析結果のコメント

本分析結果の 「認証レベル」 については、該当製品における権限管理について着目して評価しております。

謝辞

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2010-4476
JVN iPedia JVNDB-2011-000016

更新履歴

2011/03/08
対策方法、ベンダ情報リンクを修正しました。
2011/03/28
対策方法、ベンダ情報リンクを更新しました。