公開日:2021/11/24 最終更新日:2021/11/24

JVN#17645965
PowerCMS の XMLRPC API における OS コマンドインジェクションの脆弱性

概要

PowerCMS の XMLRPC API には、OS コマンドインジェクションの脆弱性が存在します

影響を受けるシステム

  • PowerCMS 5.19 およびそれ以前のバージョン (PowerCMS 5系)
  • PowerCMS 4.49 およびそれ以前のバージョン (PowerCMS 4系)
  • PowerCMS 3.295 およびそれ以前のバージョン (PowerCMS 3系)
開発者によると、すでにサポート終了をした PowerCMS 2系以前のバージョンも本脆弱性の影響を受けるとのことです。

詳細情報

アルファサード株式会社が提供する PowerCMS の XMLRPC API には、OS コマンドインジェクション (CWE-78) の脆弱性が存在します。

想定される影響

遠隔の第三者によって、任意の OS コマンドを実行される可能性があります。

対策方法

XMLRPC API を利用していない場合

  • PowerCMS を CGI/FastCGI で利用している場合
    • mt-xmlrpc.cgi をサーバから削除、またはパーミッションを削除する
      • 開発者は PowerCMS の環境変数 XMLRPCScript を設定している場合、mt-xmlrpc.cgi をリネームして利用している可能性があるため、リネーム後のファイルを見つけ、本対策を実施するよう呼び掛けています
  • PowerCMS を PSGI で利用している場合
    • 環境変数 RestrictedPSGIApp xmlrpc を設定し、XMLRPC アプリケーションを禁止する
XMLRPC API を利用している場合
アップグレードし、修正ファイルを適用する
開発者が提供する情報をもとに PowerCMS を最新版へアップグレードし、修正ファイルを適用してください。

ワークアラウンドを実施する
開発者によると、アップグレードと修正ファイルの適用ができない場合、次の回避策を適用することで本脆弱性の影響を軽減することが可能とのことです。
  • mt-xmlrpc.cgi に対し、アクセス制限を実施する (信頼できる接続元のみに制限、または HTTP 認証を設定するなど)

ベンダ情報

ベンダ ステータス ステータス
最終更新日
ベンダの告知ページ
アルファサード株式会社 該当製品あり 2021/11/24 アルファサード株式会社 の告知ページ

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
基本値: 9.8
攻撃元区分(AV) 物理 (P) ローカル (L) 隣接 (A) ネットワーク (N)
攻撃条件の複雑さ(AC) 高 (H) 低 (L)
必要な特権レベル(PR) 高 (H) 低 (L) 不要 (N)
ユーザ関与レベル(UI) 要 (R) 不要 (N)
スコープ(S) 変更なし (U) 変更あり (C)
機密性への影響(C) なし (N) 低 (L) 高 (H)
完全性への影響(I) なし (N) 低 (L) 高 (H)
可用性への影響(A) なし (N) 低 (L) 高 (H)
CVSS v2 AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P
基本値: 7.5
攻撃元区分(AV) ローカル (L) 隣接 (A) ネットワーク (N)
攻撃条件の複雑さ(AC) 高 (H) 中 (M) 低 (L)
攻撃前の認証要否(Au) 複数 (M) 単一 (S) 不要 (N)
機密性への影響(C) なし (N) 部分的 (P) 全面的 (C)
完全性への影響(I) なし (N) 部分的 (P) 全面的 (C)
可用性への影響(A) なし (N) 部分的 (P) 全面的 (C)

謝辞

この脆弱性情報は、製品利用者への周知を目的に、開発者が JPCERT/CC に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2021-20850
JVN iPedia JVNDB-2021-000105

更新履歴

2021/11/24
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