公開日:2013/05/13 最終更新日:2013/05/13

JVN#18501376
OpenPNE におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

OpenPNE には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • OpenPNE 3.4.21 およびそれ以前
  • OpenPNE 3.6.9 およびそれ以前
  • OpenPNE 3.8.5 およびそれ以前

詳細情報

OpenPNE の管理画面には、携帯版配色設定の項目に入力されたデータの処理に問題があり、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

想定される影響

管理者としてログインしているユーザのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトが実行される可能性があります。

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

2013.05.13における脆弱性分析結果

評価尺度 攻撃成立条件 評価値
攻撃経路 インターネット経由からの攻撃が可能
認証レベル 匿名もしくは認証なしで攻撃が可能
攻撃成立に必要なユーザーの関与 リンクをクリックしたり、ファイルを閲覧するなどのユーザ動作で攻撃される
攻撃の難易度 ある程度の専門知識や運 (条件が揃う確率は高い) が必要
  • 中 - 高

各項目の詳しい説明

謝辞

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 浅井 健 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2013-2309
JVN iPedia JVNDB-2013-000038