公開日:2018/08/03 最終更新日:2018/08/03

JVN#18716340
GROWI における複数のクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

株式会社WESEEK が提供する GROWI には、複数のクロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • GROWI v.3.1.11 およびそれ以前

詳細情報

株式会社WESEEK が提供する GROWI には、次に挙げる複数のクロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

  • 管理画面のユーザーグループ管理セクションにおける格納型クロスサイトスクリプティングの脆弱性 (CWE-79) - CVE-2018-0652
    CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:H/UI:N/S:C/C:L/I:L/A:N 基本値: 5.5
    CVSS v2 AV:N/AC:L/Au:S/C:N/I:P/A:N 基本値: 4.0
  • Wiki ページ閲覧画面における格納型クロスサイトスクリプティングの脆弱性 (CWE-79) - CVE-2018-0653
    CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:C/C:L/I:L/A:N 基本値: 6.4
    CVSS v2 AV:N/AC:L/Au:S/C:N/I:P/A:N 基本値: 4.0
  • Wiki ページ作成モーダルにおける反射型クロスサイトスクリプティングの脆弱性 (CWE-79) - CVE-2018-0654
    CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:C/C:L/I:L/A:N 基本値: 6.1
    CVSS v2 AV:N/AC:H/Au:N/C:N/I:P/A:N 基本値: 2.6
  • 管理画面のアプリ設定セクションにおける格納型クロスサイトスクリプティングの脆弱性 (CWE-79) - CVE-2018-0655
    CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:H/UI:N/S:C/C:L/I:L/A:N 基本値: 5.5
    CVSS v2 AV:N/AC:L/Au:S/C:N/I:P/A:N 基本値: 4.0

想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。

  • ユーザのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される - CVE-2018-0652, CVE-2018-0653
  • 当該製品にログインしているユーザのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される - CVE-2018-0654, CVE-2018-0655

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。

ベンダ情報

ベンダ ステータス ステータス
最終更新日
ベンダの告知ページ
株式会社WESEEK 該当製品あり 2018/08/03 株式会社WESEEK の告知ページ

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。

CVE-2018-0652, CVE-2018-0653
報告者: 情報科学専門学校 林義徳 氏

CVE-2018-0654, CVE-2018-0655
報告者: 情報科学専門学校 西谷完太 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2018-0652
CVE-2018-0653
CVE-2018-0654
CVE-2018-0655
JVN iPedia JVNDB-2018-000085