公開日:2007/03/16 最終更新日:2015/10/21

JVN#19795972
FENCE-Pro および Systemwalker Desktop Encryption の自己復号型ファイルにおける脆弱性

概要

富士通が提供する暗号化ソフトウェアである FENCE-Pro および Systemwalker Desktop Encryption は同じコンポーネントを使用しています。これらのソフトウェアで自己復号型ファイルとして作成したファイルには脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム


  • FENCE-Pro:V5(V5L01)を除く全てのバージョンレベル
  • Systemwalker Desktop Encryption:V12.0L10, V12.0L10A, V12.0L10B, V12.0L20, V13.0.0

    詳しくはベンダの提供する情報をご確認下さい。

  • 詳細情報

    想定される影響


    第三者によって自己復号型ファイルの内容を閲覧されたり、自己復号パスワードを入手されたりする可能性があります。

    対策方法

    ベンダ情報

    ベンダ ステータス ステータス
    最終更新日
    ベンダの告知ページ
    富士通株式会社 該当製品あり 2015/10/13

    参考情報

    1. IPA
      「FENCE-Pro」および「Systemwalker Desktop Encryption」の自己復号型ファイルにおける脆弱性

    JPCERT/CCからの補足情報

    JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

    2007.03.16における脆弱性分析結果

    評価尺度 攻撃成立条件 評価値
    攻撃経路 シェルからのシステムログインやリモートデスクトップなどから攻撃が可能
    • 低 - 中
    認証レベル システムに正規登録されている一般ユーザのアカウントが必要
    • 低 - 中
    攻撃成立に必要なユーザーの関与 ユーザが何もしなくても脆弱性が攻撃される可能性がある
    攻撃の難易度 専門知識や運 (条件が揃う確率は中程度) が必要
    • 低 - 中

    各項目の詳しい説明

    謝辞

    関連文書

    JPCERT 緊急報告
    JPCERT REPORT
    CERT Advisory
    CPNI Advisory
    TRnotes
    CVE
    JVN iPedia

    更新履歴

    2007/03/16
    富士通の JVN#19795972への対応が更新されました。
    2015/10/21
    富士通株式会社のベンダステータスが更新されました