公開日:2008/04/04 最終更新日:2008/04/07
JVN#21563357
Mozilla Firefox におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性
Mozilla Corporation および Mozilla Japan が提供するウェブブラウザ Mozilla Firefox には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
- Firefox 2.0.0.12 より前のバージョン
その他に Mozilla コンポーネントを用いる Thunderbird やSeaMonkey も影響を受ける可能性があります。詳しくはベンダが提供する情報をご参照ください。
Mozilla Firefox には、HTML を解釈する際の処理が不適切なため、ウェブアプリケーションのクロスサイトスクリプティング対策を迂回することに利用され、結果としてクロスサイトスクリプティングを可能にする脆弱性が存在します。
ユーザのウェブブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性があります。
アップデートする
開発者が提供している情報をもとに最新版にアップデートしてください。
ベンダ | リンク |
Mozilla Japan | Mozilla Foundation セキュリティアドバイザリ 2008-13 |
2008.04.04における脆弱性分析結果
評価尺度 | 攻撃成立条件 | 評価値 |
---|---|---|
攻撃経路 | インターネット経由からの攻撃が可能 |
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認証レベル | 匿名もしくは認証なしで攻撃が可能 |
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攻撃成立に必要なユーザーの関与 | リンクをクリックしたり、ファイルを閲覧するなどのユーザ動作で攻撃される |
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攻撃の難易度 | 専門知識や運がなくとも攻撃可能 |
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本脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC がベンダとの調整を行いました。報告者:ネットエージェント株式会社
JPCERT 緊急報告 | |
JPCERT REPORT | |
CERT Advisory | |
CPNI Advisory | |
TRnotes | |
CVE |
CVE-2008-0416 |
JVN iPedia |
JVNDB-2008-000021 |