公開日:2013/01/25 最終更新日:2013/01/25
JVN#24343509
WebSphere Application Server (WAS) におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性
IBM が提供する WebSphere Application Server (WAS) には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
- WebSphere Application Server 6.0.2.21 より前のバージョン
- WebSphere Application Server 6.1.0.9 より前のバージョン
IBM が提供する WebSphere Application Server (WAS) の SnoopServlet には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
ユーザのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトが実行される可能性があります。
アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、製品をアップデートしてください。
開発者によると、本脆弱性は WAS 6.0.2.21 および WAS 6.1.0.9 で修正されています。
また、WAS 6.0.x は 2010年9月30日にサポート終了、WAS 6.1.x は 2013年9月30日にサポート終了予定です。
本脆弱性対策情報の JVN 公表は、製品開発者が対応した時点から遅れ 2013/01/25 となりました。
迅速な JVN 公表を目指した 2010年度「情報システム等の脆弱性情報の取扱いに関する研究会」の提言を受け、2011年度より JPCERT/CC は新たな手順に従って製品開発者との調整を進めています。
2013.01.25における脆弱性分析結果
評価尺度 | 攻撃成立条件 | 評価値 |
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攻撃経路 | インターネット経由からの攻撃が可能 |
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認証レベル | 匿名もしくは認証なしで攻撃が可能 |
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攻撃成立に必要なユーザーの関与 | リンクをクリックしたり、ファイルを閲覧するなどのユーザ動作で攻撃される |
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攻撃の難易度 | 専門知識や運がなくとも攻撃可能 |
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この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 合同会社セキュリティ・プロフェッショナルズ・ネットワーク 吉田英二(Eiji James Yoshida) 氏
JPCERT 緊急報告 |
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JPCERT REPORT |
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CERT Advisory |
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CPNI Advisory |
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TRnotes |
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CVE |
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JVN iPedia |
JVNDB-2013-000004 |