公開日:2016/06/22 最終更新日:2016/06/22

JVN#24409899
CG-WLBARAGM におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

CG-WLBARAGM には、サービス運用妨害 (DoS) の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • CG-WLBARAGM

詳細情報

株式会社コレガが提供する CG-WLBARAGM は、無線 LAN ルータです。CG-WLBARAGM には、サービス運用妨害 (DoS) の脆弱性が存在します。

想定される影響

遠隔の第三者によって、当該機器を再起動させられる可能性があります。

対策方法

ワークアラウンドを実施する
次のワークアラウンドを実施することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。

  • 第三者が外部から当該製品にアクセスできないようリモート接続機能を無効にする
  • 第三者が隣接ネットワーク圏内から当該製品にアクセスできないよう無線 LAN 通信を暗号化する
なお、このワークアラウンドを実施した場合であっても、LAN 内の第三者によって本脆弱性の影響を受ける可能性があります。

ベンダ情報

ベンダ リンク
株式会社コレガ サービス運用妨害 (DoS) の脆弱性について

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:L
基本値: 5.3
CVSS v2 AV:N/AC:L/Au:N/C:N/I:N/A:P
基本値: 5.0

謝辞

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 株式会社FFRI 鵜飼裕司 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2016-4823
JVN iPedia JVNDB-2016-000108