公開日:2008/06/04 最終更新日:2009/05/28
JVN#25448394
Sleipnir および Grani のお気に入り検索結果を履歴より復元した際に任意のスクリプトが実行される脆弱性
フェンリル社が提供するウェブブラウザである Sleipnir および Grani には、お気に入り検索結果を履歴より復元した際に任意のスクリプトが実行される脆弱性が存在します。
- Sleipnir 2.7.1 Release2 およびそれ以前
- Portable Sleipnir 2.7.1 Release2 およびそれ以前
- Grani 3.1 およびそれ以前
フェンリル社が提供するウェブブラウザである Sleipnir および Grani には、お気に入り検索機能があります。ユーザがこの検索機能を使用した場合、検索結果はウェブブラウザに表示されます。細工された文字列が検索に使用されていた場合、表示された検索結果を履歴より復元した際に、ユーザのウェブブラウザ上で任意のスクリプトが実行される可能性があります。
ユーザのウェブブラウザ上で任意のスクリプトが実行される可能性があります。
アップデートする
フェンリル社が提供する情報を元に最新バージョンにアップデートして下さい。
ベンダ | ステータス | ステータス 最終更新日 |
ベンダの告知ページ |
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フェンリル株式会社 | 該当製品あり | 2008/06/04 |
2008.06.04における脆弱性分析結果
評価尺度 | 攻撃成立条件 | 評価値 |
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攻撃経路 | インターネット経由からの攻撃が可能 |
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認証レベル | 匿名もしくは認証なしで攻撃が可能 |
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攻撃成立に必要なユーザーの関与 | 設定の変更など、積極的なユーザ動作が必要 |
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攻撃の難易度 | かなり高度な専門知識や運 (条件が揃う確率は低い) が必要 |
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この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC がベンダとの調整を行いました。
報告者:植木 修也 氏
JPCERT 緊急報告 | |
JPCERT REPORT | |
CERT Advisory | |
CPNI Advisory | |
TRnotes | |
CVE |
CVE-2008-2567 |
JVN iPedia |
JVNDB-2008-000029 |
- 2009/05/28
- 関連文書に CVE を追加しました。