公開日:2007/02/14 最終更新日:2007/03/01
JVN#28356427
ColdFusion におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性
Adobe が提供しているウェブアプリケーション開発ソフトウェアである ColdFusion には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
製品開発者の情報によると、"Enable Global Script Protection" (グローバルなスクリプト保護) の設定を ON にした場合には、本脆弱性の影響は起こらないことが確認されています。
なお、本脆弱性は JVN#48566866 で修正されたものとは異なる問題です。
- ColdFusion MX 7.X
詳しくは、ベンダが提供する情報をご確認ください。
ユーザのブラウザ上で任意のスクリプトが実行される可能性があります。また、Cookie 情報に含まれるセッション情報が漏えいした場合、セッション・ハイジャックが行われる可能性があります。
-
IPA
「ColdFusion」におけるクロスサイト・スクリプティングの脆弱性
2007.02.14における脆弱性分析結果
評価尺度 | 攻撃成立条件 | 評価値 |
---|---|---|
攻撃経路 | インターネット経由からの攻撃が可能 |
|
認証レベル | 匿名もしくは認証なしで攻撃が可能 |
|
攻撃成立に必要なユーザーの関与 | リンクをクリックしたり、ファイルを閲覧するなどのユーザ動作で攻撃される |
|
攻撃の難易度 | 専門知識や運がなくとも攻撃可能 |
|
本脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき
下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCがベンダおよびCERT/CCとの調整を行いました。
報告者: 株式会社セキュアスカイ・テクノロジー 福森 大喜 氏
JPCERT 緊急報告 | |
JPCERT REPORT | |
CERT Advisory | |
CPNI Advisory | |
TRnotes | |
CVE |
CAN-2006-5859 |
JVN iPedia |