公開日:2013/12/13 最終更新日:2013/12/13

JVN#28436508
Juniper ScreenOS におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Juniper Networks が提供する ScreenOS には、サービス運用妨害 (DoS) の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • ScreenOS バージョン 6.3
  • ScreenOS バージョン 6.2
  • ScreenOS バージョン 5.4 (NS 5GT のみ)

詳細情報

Juniper Networks が提供する ScreenOS には、サービス運用妨害 (DoS) の脆弱性が存在します。

想定される影響

細工されたパケットを処理することで、デバイスが停止する可能性があります。

対策方法

Ping of Death Screen を有効にする
開発者が提供する情報をもとに、Ping of Death Screen を有効にしてください。

なお、開発者によると 2013年中に本脆弱性に対応した Fix 版 6.3.0.r16 を提供するとのことです。

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

2013.12.13における脆弱性分析結果

評価尺度 攻撃成立条件 評価値
攻撃経路 インターネット経由からの攻撃が可能
認証レベル 匿名もしくは認証なしで攻撃が可能
攻撃成立に必要なユーザーの関与 ユーザが何もしなくても脆弱性が攻撃される可能性がある
攻撃の難易度 ある程度の専門知識や運 (条件が揃う確率は高い) が必要
  • 中 - 高

各項目の詳しい説明

謝辞

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 株式会社 FFRI 鈴木 秀一郎 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2013-6958
JVN iPedia JVNDB-2013-000119