公開日:2010/12/15 最終更新日:2010/12/15

JVN#33301529
Internet Explorer におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Internet Explorer には、文字コーディング処理に起因するクロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • Internet Explorer サポート期間内のすべてのバージョン (公開日時点)
詳しくは開発者が提供する情報をご確認ください。

詳細情報

Internet Explorer には、ISO-2022-JP で記述された特定の文字列の処理に問題があり、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

想定される影響

任意のスクリプトを実行される可能性があります。

対策方法

アップデートする
開発者の提供する情報をもとにアップデートを行ってください。

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

2010.12.15における脆弱性分析結果

評価尺度 攻撃成立条件 評価値
攻撃経路 インターネット経由からの攻撃が可能
認証レベル 匿名もしくは認証なしで攻撃が可能
攻撃成立に必要なユーザーの関与 リンクをクリックしたり、ファイルを閲覧するなどのユーザ動作で攻撃される
攻撃の難易度 専門知識や運がなくとも攻撃可能

各項目の詳しい説明

謝辞

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC がベンダとの調整を行いました。
報告者: 株式会社エイジア 佐藤 雅俊 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2010-3348
JVN iPedia JVNDB-2010-000065