公開日:2008/07/31 最終更新日:2009/05/28

JVN#33706820
複数のパナソニック コミュニケーションズ株式会社製ネットワークカメラにおけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

複数のパナソニック コミュニケーションズ株式会社製ネットワークカメラには、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • L-C111 Ver.3.14R02 およびそれ以前
  • L-C131 Ver.3.14R03 およびそれ以前
  • B-HCM511 Ver.3.20R01 およびそれ以前
  • B-HCM531 Ver.3.20R01 およびそれ以前
  • B-HCM580 Ver.3.21R00 およびそれ以前
  • B-HCM581 Ver.3.21R00 およびそれ以前
  • B-HCM527 Ver.3.30R00 およびそれ以前
  • B-HCM515 Ver.3.20R01 およびそれ以前
  • 詳しくはベンダが提供する情報をご確認ください。

詳細情報

パナソニック コミュニケーションズ株式会社製ネットワークカメラ BL-C111/131 および BB-HCM511/531/580/581/527/515 が出力するエラー画面には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

想定される影響

ユーザーのウェブブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性があります。

対策方法

アップデートする
ベンダが提供する情報をもとに最新版へアップデートしてください。
詳しくはベンダが提供する情報をご確認ください。

ベンダ情報

ベンダ ステータス ステータス
最終更新日
ベンダの告知ページ
パナソニック コミュニケーションズ株式会社 該当製品あり 2008/07/31

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

2008.07.31における脆弱性分析結果

評価尺度 攻撃成立条件 評価値
攻撃経路 インターネット経由からの攻撃が可能
認証レベル 匿名もしくは認証なしで攻撃が可能
攻撃成立に必要なユーザーの関与 リンクをクリックしたり、ファイルを閲覧するなどのユーザ動作で攻撃される
攻撃の難易度 専門知識や運がなくとも攻撃可能

各項目の詳しい説明

謝辞

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC がベンダとの調整を行いました。
報告者:ネットエージェント株式会社

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2008-3482
JVN iPedia JVNDB-2008-000037

更新履歴

2009/05/28
関連文書に CVE を追加しました。