公開日:2010/01/12 最終更新日:2010/04/05

JVN#33977065
WebCalenderC3 におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

有限会社シースリーが提供する WebCalenderC3 には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • WebCalenderC3 V0.32 およびそれ以前

詳細情報

有限会社シースリーが提供する WebCalenderC3 は、スケジューラ付カレンダーソフトウェアです。WebCalenderC3 には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

なお、開発者によると、開発者の環境では本脆弱性は再現しませんでしたが対策が不十分であると判断し、セキュリティ強化版を公開したとのことです。

想定される影響

ユーザのウェブブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性があります。

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートしてください。

ベンダ情報

ベンダ リンク
有限会社シースリー WebCalenderC3

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

2010.01.12における脆弱性分析結果

評価尺度 攻撃成立条件 評価値
攻撃経路 インターネット経由からの攻撃が可能
認証レベル 匿名もしくは認証なしで攻撃が可能
攻撃成立に必要なユーザーの関与 リンクをクリックしたり、ファイルを閲覧するなどのユーザ動作で攻撃される
攻撃の難易度 専門知識や運がなくとも攻撃可能

各項目の詳しい説明

謝辞

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 大野 雅子 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2010-0349
JVN iPedia JVNDB-2010-000002

更新履歴

2010/04/05
関連文書に CVE を追加しました。