公開日:2010/06/02 最終更新日:2015/10/21

JVN#36925871
e-Pares におけるセッション固定の脆弱性

概要

e-Pares には、セッション固定の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • e-Pares V01 L01, L03, L10, L20, L30

詳細情報

e-Pares は施設情報管理システムです。e-Pares には、セッション固定の脆弱性が存在します。

想定される影響

登録ユーザになりすました遠隔の第三者によって、任意の操作を行われる可能性があります。結果として、情報の漏えいや改ざんなどの可能性があります。

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートしてください。

ベンダ情報

ベンダ ステータス ステータス
最終更新日
ベンダの告知ページ
富士通株式会社 該当製品あり 2015/10/09

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

IPA および JPCERT/CC に届出られた本脆弱性は、(財)地方自治情報センター 平成20年度 ウェブ健康診断事業にて発見されました。

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

2010.06.02における脆弱性分析結果

評価尺度 攻撃成立条件 評価値
攻撃経路 インターネット経由からの攻撃が可能
認証レベル 匿名もしくは認証なしで攻撃が可能
攻撃成立に必要なユーザーの関与 リンクをクリックしたり、ファイルを閲覧するなどのユーザ動作で攻撃される
攻撃の難易度 ある程度の専門知識や運 (条件が揃う確率は高い) が必要
  • 中 - 高

各項目の詳しい説明

謝辞

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 三井物産セキュアディレクション株式会社 技術部 山谷 晶英 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2010-2149
JVN iPedia JVNDB-2010-000023

更新履歴

2010/06/25
関連文書に CVE を追加しました。
2015/10/21
富士通株式会社のベンダステータスが更新されました