公開日:2015/09/11 最終更新日:2015/09/11

JVN#41048401
Japan Connected-free Wi-Fi におけるスクリプトインジェクションの脆弱性

概要

エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム株式会社が提供する Japan Connected-free Wi-Fi には、スクリプトインジェクションの脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • Android 版 Japan Connected-free Wi-Fi 1.6.0 およびそれ以前
  • iOS 版 Japan Connected-free Wi-Fi 1.0.2 およびそれ以前

詳細情報

エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム株式会社が提供する Japan Connected-free Wi-Fi には、SSID 情報の表示に起因する、スクリプトインジェクションの脆弱性が存在します。

想定される影響

細工された SSID を設定したアクセスポイントに接続することで、当該製品上で任意のスクリプトを実行される可能性があります。

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。

ベンダ情報

ベンダ ステータス ステータス
最終更新日
ベンダの告知ページ
エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム株式会社 該当製品あり 2015/09/11

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

2015.09.11における脆弱性分析結果(CVSS Base Metrics)

CVSSとは

評価尺度 評価値 説明
攻撃元区分(AV) ローカル (L) 隣接 (A) ネットワーク (N) 隣接ネットワークから攻撃可能
攻撃条件の複雑さ(AC) 高 (H) 中 (M) 低 (L) 攻撃成立に何らかの条件が必要
攻撃前の認証要否(Au) 複数 (M) 単一 (S) 不要 (N) 認証は不要
機密性への影響(C) なし (N) 部分的 (P) 全面的 (C) 一部の情報が漏えいする
完全性への影響(I) なし (N) 部分的 (P) 全面的 (C) 情報の正確さや完全さが部分的に損なわれる
可用性への影響(A) なし (N) 部分的 (P) 全面的 (C) システムの使用が部分的に阻害される

Base Score:5.4

謝辞

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 株式会社スプラウト 末房建太 氏、塩見友規 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2015-5630
JVN iPedia JVNDB-2015-000116