公開日:2013/09/20 最終更新日:2013/09/20

JVN#43152129
SEIL シリーズにおけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

SEIL シリーズには、バッファオーバーフローの脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • SEIL/x86 1.00 から 2.81 まで
  • SEIL/X1 1.00 から 4.31 まで
  • SEIL/X2 1.00 から 4.31 まで
  • SEIL/B1 1.00 から 4.31 まで
  • SEIL/Turbo 2.05 から 2.15 まで
  • SEIL/neu 2FE Plus 2.05 から 2.15 まで

詳細情報

株式会社インターネットイニシアティブが提供する SEIL シリーズの PPP アクセスコンセントレータ (PPPAC) 機能には、L2TP メッセージの処理に問題があり、バッファオーバーフローの脆弱性が存在します。

想定される影響

第三者によって、当該製品上で任意のコードを実行される可能性があります。

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアをアップデートしてください。

ベンダ情報

ベンダ ステータス ステータス
最終更新日
ベンダの告知ページ
株式会社インターネットイニシアティブ 該当製品あり 2013/09/20 株式会社インターネットイニシアティブ の告知ページ

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

2013.09.20における脆弱性分析結果

評価尺度 攻撃成立条件 評価値
攻撃経路 インターネット経由からの攻撃が可能
認証レベル 匿名もしくは認証なしで攻撃が可能
攻撃成立に必要なユーザーの関与 ユーザが何もしなくても脆弱性が攻撃される可能性がある
攻撃の難易度 ある程度の専門知識や運 (条件が揃う確率は高い) が必要
  • 中 - 高

各項目の詳しい説明

謝辞

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2013-4709
JVN iPedia JVNDB-2013-000092